2007年度ダイビング長期コース(12月〜3月)が無事終了しましたので、長期コース
の舞台となったボラカイ島の様子、長期コース内容などご報告させていただきます。
      


・福岡出発のフィリピン航空が午前出発になり、その日の内にボラカイに到着できる様になりました。
・国内線のマニラ〜カティクランもフィリピン航空が運航するようになって、乗り継ぎが大変便利になりました。
・今年も中国とロシアからのお客様が非常に増えていて、大規模なホテルが立ち並ぶようになりました。

  最近増えている大型ホテル          年明けの虹                 ボラカイ島の全景             コース終了パーティー
   

・去年と同じく水温が例年より少し高め(25度〜27度)でしたので、快適なダイビングが出来ましたが、海水温と海水面の上昇の為
 、ウミウシの減少等の生態系の影響や砂浜の侵食化が見られ地球温暖化の影響が心配されます。
・マンボウ、ジンベイザメ等の大物が見ることが出来ました。
・体験ダイブや講習を受けられる中国人のお客様が非常に増えました。

ブラックフィンバラクーダ              座礁したイルカの救出           アカフチハスエラウミウシ         オオモンカエルアンコウ

 

2003年度から海外での生活体験及びダイビング技術向上を目的に始め
今回で5回目になりました。

2007年度コースはプロコース計2名の
ご参加をいただきました。

今回の長期コース参加者の声

プロコースご参加(大草さん
 ・いくつかのポイントで、実際にお客さんを連れてガイドができる様になった。
 ・色んな人達と仲良くなれた。
 ・日本語以外でコミニュケーションが取れた事。

プロコースご参加(植木さん)
 ・福岡の海では余り経験できなかったボートやドリフトダイブで、流れや潮の満ち引き、天候等を考慮し、ブリーフィング、
  山立て、コース取り、ガイド方法等を実際に潜りながら実践的な勉強ができた。
 ・白い砂浜、青い海、綺麗な夕日、満天の星空、海辺に多国籍レストランの数々と、私の思う南国リゾートそのままのボラカイ島で、
  現地の人たちと過ごした1ヶ月半。凄く自分自身が癒されました。
   

     ビーチダイブ講習              フロート上げの練習             体験ダイブ実習                現地ダイブスタッフ

 今回で5回目の長期コースになりました。今回参加していただいたお二人は約1ヶ月半の間、ダイブ本数90本。
大きく体調を崩すことなく無事コースを終了し、それぞれダイビング業界に就職されました。

 2008年度も12月から長期コースが始まります。
将来ダイビング業界に入られたい方、また海外で生活してみたい方等、お気軽にお申し込み下さい。
きっと素晴らしい経験になると思いますよ!


 ボラカイでは色々なロケーション(レック・ナイト・チャネル・ケープ)とコンディション(波が高い・潮流が早い・
深度が深い)で潜れますので、ダイビング器材のテストもしています。
今回は飛行機の重量制限が厳しくなった為、軽さと使い心地を求めてTUSA製品 SF−5(フィン)を使ってみました。
ダイビングガイドの視点で良かった点、気になった点などを下記にまとめてみました。
*毎日のガイドとして使用しての感想で、一般の方の使用頻度、目的と若干異なりますので参考程度にして下さい。

TUSA SF-5
 
良かった点 少し気になった点
・足の甲全体に力が加わるので、足の一部分が痛くなるような
 違和感が無かった。
・持ち運びが軽い。          
・色が色々選べる。
・ダイビングでもスノーケリングでも両方使える。
・推進力が少し弱い。
総評
・最近旅行に行く時は、飛行機の重量制限が厳しくなった為、とにかく軽い器材を持って行きたいものですが、
 日頃使い慣れている器材に比べ相当違和感があると使いづらいものです。このフィンは推進力が若干
 弱いだけで、後の違和感は全くありませんでした。さすが映画の海猿で使われているフィンだと思いました(笑)

*フィンは自分の脚力に応じた相性がありますので、脚力に合った物を購入して下さい。